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『K・ブレースSiB』 誕生
『K・ブレース』という耐震・制振デバイスは、その名のとおり英語のKの形をしており、2004年より国立大学法人 東京工業大学 建築物理研究センター 笠井和彦教授のグループにより研究されてきたものです。この研究テーマに対しては国も補助金を出しており、デバイス単体の開発から実物大のモデル振動実験まで幅広く行われ、その性能が検証されています。
この度、東海EC株式会社と東京工業大学との【産学連携】により、一般の木造住宅に広く対応できるように改良・強化された『K・ブレースSiB』が完成しました。
「SiB」とは「Super Improved Brace」の略であります。

 

1.壁倍率4倍相当の保有耐力
最大耐力29kNを有し、建物の変形を最小限に抑え、内外装の痛みを防ぎます。壁の強さ(耐震性)を測る実験(内面せん断試験)においては、国の定める4つの計測データの内もっとも小さな数値を採用することなっておりますので、Pu*(0.2/Ds)=8kNという数値は、壁倍率4倍に相当します。

2.転倒を抑止する強力な制振効果
部品はすべてJIS規格の鋼材を使用。大地震の際には、特殊は形状に加工されたH形鋼(ブレース支持部分)が変形して地震のエネルギーを吸収し、軸組みを守ります。家全体(特に2階から上)の揺れを抑えますので、人や家具の転倒防止に効果的で、さらに地震時の恐怖感を和らげる効果も期待できます。

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3.メンテナンスフリーの安心
自動車などに使用される「カチオン電着塗装」を採用しておりますので、
高い防錆効果を維持します。

4.多様化する新築住宅に対応
自動車などに使用される「カチオン電着塗装」を採用しておりますので、
高い防錆効果を維持します。

5.大げさな工事不要の簡単施工
取り付けに最適な六角ビスの採用で施工ミスを排除。5分割されたユニットにより、一人で施工することができます。施工時間も半日〜1日で済みますので工期に影響を与えません。また、各ジョイント部分のボルトはすべて締め付けトルクの管理を行いますので、施工精度の確保が容易で、安定した性能を発揮します。

6.坪約2万円〜のコストで効く制振
国立大学法人 東京工業大学 建築物理研究センター 笠井和彦教授のグループとの共同開発で商品化に成功しました。数々の実大実験で検証された最新の制振技術がリーズナブルな価格で導入可能です。

7.安心の証明「耐震性能検討書」を交付
建築確認を受けた物件に対し、偏心率・耐力評価・接合方法等において、より厳しい基準である「木造住宅の耐震診断と補強方法」に基づいて専門の建築士(第三者)が耐震構造を再度チェックし、効果的な『K・ブレースSiB』の配置計画を行います。公的機関の認証を受けた分析ソフトで【全棟配置計画】しているのは、『K・ブレースSiB』と『パワーガード』のみです。
(2008年7月18日現在、東海EC調べ)

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各制振デバイスの特徴
制振デバイスの材料にはいろいろなものがあり、それぞれ特徴(長所・短所)を持っています。代表的な材料の特徴を紹介しておきましょう。
○粘弾性体・ゴム。。。微弱振動から効果を発揮する上に耐力もあり、トータルバランスで優れており、一番多く採用されています。反面、温度依存性が高いため外気温や動作時の自己発熱により性能特性が変化します。(大変形時にタレル傾向あり)また、耐久性については新しい材料のため疑問を持つ向きもあります。(劣化実験などでは優秀な成績をだしているとのことですが)
○摩擦体・油圧シリンダー。。。トータル的な性能は優れておりますが、温度・速度・周波数に依存すると考えられます。
○鋼材:どちらかと言えば異色の素材です。一般的には「低降伏点鋼」(やわらかい鉄)が使われております。微弱振動域では粘弾性体に劣りますが、温度依存・周波数依存が無いと考えられています。
◎『K・ブレースSiB』では、一般に使われているJIS規格のH形鋼を特殊な形状に加工し、剛性と柔軟性を両立させることに成功しております。この形状は東工大にて長年研究された、まさに「知恵の結晶」です。実験の映像はトップページからご覧になれます。

 

耐震+制振=効く制振
一般的に「制振」というと制振デバイス(装置)によるエネルギー吸収をイメージしがちです。現状、建築基準法及び品確法のどちらにも「制振」に関する規定がないため、各社各様の定義を定めております。大別すると2種類になるものと考えます。
?エネルギー吸収に重点を置くタイプ:粘性体・粘弾性体・摩擦体・油圧シリンダー・特殊ゴム又は軟鉄を採用したタイプ
?剛性に重点を置くタイプ:某大手ハウスメーカー
前者が圧倒的に多くそれぞれに優れた特徴をもっています。問題は制振デバイスに地震力が入るタイミングです。建物が大きく変形したのちに制振デバイスが活躍するなら被害が発生する可能性が残ります。後者は、耐震の延長的なものとも考えられ、エネルギー吸収量は乏しいと推測されます。
また、制振デバイス単体の性能もさることながら、フレーム全体の性能とマッチングさせなければ期待される効果は得られません。たとえば、仕口(木材の接合部)が十分に強くなければ、そこでエネルギーのロスが発生し制振デバイスに地震のエネルギーが伝わらなくなってしまうからです。
我々の考え方は上記の?と?をうまくバランスさせ、地震力(エネルギー)の伝達をうまく行う=最大限のエネルギー吸収効果を目指しております。
『K・ブレースSiB』は、エネルギー吸収部分に量産品としては初めて【H形鋼】に独特な形状加工を施したものを採用しており、耐力とエネルギー吸収を両立させております。

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K・ブレースSiBは計算に基づき設置します
K・ブレースSiBは、製品のみの単品販売は行いません。必ず新築図面(平面図・立面図・壁量計算書・プレカット図又は梁伏図)をご提供いただき、当社もしくは当社の認定した専門の建築士により「耐震性の分析」を行った上で設置数・設置個所を特定いたします。「耐震性の分析」には、財団法人 建築防災協会の認定ソフトを用います。従いまして、?各工務店様において行われる設計段階におけるチェック ?建築確認時のチェック ?当社による第三者チェック の都合3回耐震性の確認が行われますので、「偽装」や「計算ミス」は起こりえないといえます。このように設置する全棟に対して構造チェックを行い、『耐震構造検討書』(配置計画書)を発行している販売形態は他社では見られないものです。<平成20年7月29日現在 東海EC株式会社調べ>

 

 

 

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